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感じる心

20061017002912

横浜の実家から自転車で15分走れば桜木町にでる。
家でのんびりしようと思ったけどじっとしていられず桜木町へ。
久しぶりに情報がほしくなり雑誌をたくさん立ち読みした。
印象的だったのが建築家の安藤忠雄さんの特集。直島にある地中美術館についてこんな風にコメントしてた。
「自然を見て、海を見て、人間の感性は地中に埋めた。」
私は片品で初めて本当の夜の暗さを知った。夜は深く暗い。
横浜の人工的に作られた夜の暗さは、それはそれで美しい。
安藤さんが言うように、自然や海の素晴らしさに比べたら人間に出来ることは微力かもしれないが、自然を敬い、美しい日本の景色を継承し、より心地よい空間・モノを産み出すことができるのは、人間だけだろう。
そういえば、桜木町の埋め立てられた街も海をイメージされ、ランドマークタワーが灯台で、クイーンズスクエアが波の形をしている。だからなんとなく、バランスがとれているんだ。
片品には、周りが山や畑なのにきれいな色の洋風な家が結構建っている。
なんとなく違和感を感じる。
建物も景色の一部として、考えればいいのでは。
こんなことも人工的な横浜の夜景を知らなければ感じなかったかもしれない。
やっぱり都会と田舎のバランスが必要でどちらにいても「感じる心」を養うために訓練していきたいと思う。
それにしても、心地よいデザインはとても大切だと思う。建築家やデザイナーを尊敬します。

  • コメント ( 1 )

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  1. マナブ

    都会にいたからこそ、田舎の良さを感じられるのは確かにそうだと思うよ。おいらは、横浜ほど街から来たわけじゃないけど、ここのよさを感じることはできるよ。
    村の人たちはその良さが日常だから、たぶん当たり前なんだと思うよ。
    都会の人は田舎を良いと感じ、田舎の人は都会の生活に憧れる。ないものねだりと言うか、わがままと言うか・・・。人とはそういうものなのかも知れないけどね。
    どちらの良さも知るミチコさんみたいな人は村にとって貴重だと思うな〜。
    「感じるこころ」おいらも大切にしようと思います。