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満足度。

11月3日。
午前中、畑チェック。強風と雨と雪で野菜が寒そう。。籾殻くん炭をまく。

お昼。今日で丸沼の「cou屋」さんがクローズ。冬は宿のみになるので、慌ててピザを食べに行った。
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丸沼は雪景色でした。

村長選挙のときに、「みっちゃんに、他の村の話や村に望むことなど話してほしい。」と言われたことがあったが、、それはできなかった。
確かに、空き家を有効利用したり、交通のことを考えたり、若者の農に対する意識をもっと活用したり。。いろんな例があるし、望むことはある。

でも、それを望むなら、自分が片品村を出てそういう取り組みをしている村にいけばいい。

これから子供が生まれれば変わるかもしれないけど、今はむしろ、いきなり片品に移住した私に家を貸してくれたり畑を貸してくれて、お念仏にも呼んで下さる村に感謝している。

「cou屋」のスズキ家も移住組で話していて私達と価値観が似ているし着実に夢を形にしているスズキ家を尊敬している。

丸沼でペンション経営を始めたスズキ家。前のオーナーから譲り受けて、名前もそのままの「alf」に。
5年目の今年、名前を変えて、夢だった石釜を作り、カフェと宿の店にリニューアルした。

「カフェの経営はどう?」と聞くと。
「カフェだけではとても暮らしていけない、ただ夫婦で手仕事が好きでパンを焼いたりカフェが夢だったから、好きなことができるのは幸せ。。あとは宿でお金を稼げばいいんだ。」

おいおい。。それでいいのか。。と思ったけど、こう続く。

「昔のバブルみたいに、もっともっと、って望めばきりがないけど、もうそんな時代は終わって、自分達がどこで満足するかだと思う。家は暮らしがまわっていけば、それで十分。それでいて好きなことを仕事にしているんだから。」

満足度は自分が決めること。
これからの時代は「個」「個」の「どこで満足とするか」しかないと思う。
いい時を知っていると中々できないかもしれないが、幸いなことにバブルを知らない私達の世代はその満足度を決めることができる。

いま有ることに感謝して、その中で工夫すること。。
「個」の単位としての家族。母親の意識がすごく重要。
それが私の目指すグットマザー。

そんな、満足度の高い「個」は、魅力も倍増して、、その魅力に惹かれた人が集まり、暮らしはまわっていく。

魅力あるスズキ家が「cou屋」のスペシャルな一品に選んでくれたのが「iikarakanのサラダピザ」!

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こんな風に「個」「個」がゆるい曲線みたいにつながってお互いを支えあいながら暮らしをまわしていくこと。

それだけでいいな。

cou屋カフェ、お疲れ様でした!また来年。

  • コメント ( 2 )

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  1. 西川 亜貴

    現状に満足できる人は賢いと思います。
    決してお金持ちではないけれど村の人たちが楽しそうに暮らしていたのが印象的でした。
    去年そちらにお邪魔してから1年経ってしまいました。
    会社の奴隷をやっていますが、このHPを見る時は片品にいられます。
    上記はパソコンのメールアドレスです。

  2. iikarakan

    西川さん
    コメントありがとうございます。霜が降りた朝、収穫しながら「西川さん、元気かな?」ってセトヤマさんと話しました。あれから一年か。。
    また炭の入れ替えにも手伝いに来てくださいね。みんな相変わらずです。