1. HOME
  2. ブログ
  3. 未分類
  4. 上京9日目。ミツバチの羽音と地球の回転。

上京9日目。ミツバチの羽音と地球の回転。

10日間と思っていたが、この晩片品に戻ったので上京レポートはこれで終わり!は?、長かった。。

さて、最終日は重要な記事なんだけど、私の頭ではついていけない。。

「六ヶ所ラプソディー」で知られる鎌仲監督の映画「ミツバチの羽音と地球の回転」のプレス向け試写会というのに招待していただいたので行ってきました。

プレス向け試写会?というのに疑問があった。だって、今年に入りとっくにこの映画は話題になって全国で自主上映会が開かれている。なんで今更?と思ったが。。

鎌仲監督の話を聞いて理解した。

六ヶ所村ラプソディーでは原発推進派と反対派の両方を映していたが、その次の1歩として、そこに希望を映したかった。それがスウェーデンでのエネルギーの自立という取り組み。

そして今日本で起きている問題。メディアが取り上げることのない、原子力に頼った日本で、今、小さな祝島という島が犠牲になろうとしていてその島民のみんなが戦っているという事実。

これを一人でも多くの人に、特に関心のない人にも観てもらいたくて、2月19日から渋谷のユーロスペースで劇場公開することになったそうです。

そのためのプレス向け試写会ということでした。

これは。。本当に一人でも多くの人に観てもらいたい!!!(って書くと軽いけど。。)

動画見て。。ミツバチの羽音と地球の回転

祝島の婆ちゃんたちが「原発反対!エイエイオー!」って戦う姿。。

しかし中国電力の人たちは拡声器で「高齢化でお年寄りばかりで、これからも一次産業でやっていけると本当に思ってますか?原子力発電所ができれば雇用が増えるんですよ!」って叫んでて。。

「年寄りばかりでも、それでもこの島の暮らしが続くことを信じている。だから守るんだ!」

これから国では新たな原子力発電所を14箇所(だったかな?)建設しようとしているそう。

そう書くと原発に反対しているみたいだけど、鎌仲監督も言ってたけど、単純に反対ってことじゃなくて、もっと良い方法はないのか?ってみんなで考えようよ?!っていう提案なんだと思う。

スウェーデンでは国民選挙で脱原発の方向決まった。それにはアーティストの影響もあったとか。(アバだって。)

だからもっと影響力のありそうな人たちと私たちみたいな草の根活動の人たちとの両方でアピールしてったらどうなんだろう。。

この映画でも、昨日のfiwcのR社長も、私も、思ってることは一緒で、一番怖いのは「思考停止」なんだよね。。

今は電気がエコ、CO2も減らせます。とか言って、どんどん電気を使おうとさせているけど、それは本当にエコなのか?

脱石油から、原発にシフトすることが本当にいいことなのか?私は頭悪いけど、すぐに調べた。

やっぱり疑問をもって考えることが大事。

だから、ぜひこの映画を観てみんなで考えてみよう!

チケット預かってます!特別鑑賞券として1枚1400円ですので、ぜひ購入お願いします?。

  • コメント ( 1 )

  • トラックバックは利用できません。

  1. 山崎隆敏

    私は、福井県で脱原発の活動を続けています。 本業は、和紙の販売会社経営です。
    六ヶ所村と上関原発計画は、鎌中監督の映画で全国に知られるようになりました。敦賀の高速増殖炉もんじゅは、再処理工場と密接な関係にありますが、マスコミの怠慢もあり、たとえば去年おきた燃料中継装置が炉内に落下した事故など、県外の国民にはほとんど知らされていないようです。 暴走しやすく、地震にとりわけ弱く、金属ナトリウムを使う危険など、国民にもっと知っていただきたいものです。
    福井の人は大人しく控えめな県民性のためか、脱原発の声も大きな広がりになりません。
    人口も、県全体で80万人と、難しい面はあります。そこで、県外に出た福井県人に原発の現状を知らせる方法はないか、と腐心しています。地元にいると原発の問題に慣れっこになり 不感症になっているきらいがあるのですが、 県外に出た同級生などから、「福井はこのままでよいのか」 と叱咤されれば、考えはじめるかもしれません。
    昨年、私は「福井の山と川と海と原発」と 「生き残れない原子力防災計画」の二冊の本を書きました。
    本の中では、もんじゅを担当する核燃機構(現在は看板を架け替えた) が、市議や県議を毎夜のごとく二次会・三次会を含む宴席に接待していたことも書きました。 情報公開で出てきた3年間の資料だけで、約1億5000万円もの「研究開発費」を接待に流用していたのです。 このことを新聞社はどこも書きませんでした。 なぜなら、各社記者が(80%のシェアを誇る地方紙は部長クラスまで) 接待づけになっていたからです。
    20年前に書いた拙著「福井の月の輪熊と原発」を鎌仲監督は自身のブログで評価してくださいました。まことに失礼ながら、自著の自己宣伝もかねつつ、 福井の実情を少し報告させていただきました。私のブログ taka8621もご参照ください。 お知り合いに福井県出身者がおられたらぜひ、福井の現状をお伝え下さい。 よろしくお願いします。 福井 山崎隆敏