大切なネックレス。
よっちゃんファームの元の持ち主であるハツミさんに壊れたアクセサリーのお直しを頼まれてから、ハツミさんの親戚の人とかに広まり、アクセサリーの修理屋さんみたいなことになってる。
片品のおばあちゃん達は本当にものを大切に扱う。
「これはヨシヒサさんにいつもらったものだ。」から始まり二人の思い出話が始まる。
壊れても大切にしまってある。
新たに少し、私のお気に入りの石を入れて。。
こんな風にリメイク。
「あ〜。こんな素敵になってよかった。今日、さっそくつけるわ。」
私は渋谷のショップ店員をしているとき、毎日、毎日売り上げをあげなくちゃいけなくて、言い方悪いけどお客さんに売りつけてた。
ある日、ふと思った。これらが本当に必要なのかな?だんだん商品が良く思えなくなってきた。売りつけてる自分の表情が怖くなった。
やっぱ今の世の中、無理がある。
横浜なんか、土地を埋め立てて新しくマンション建てて、それでマンションが売れないって言ってもね。
不況だって言ってもね。最初から無理があるよね。
片品のおばあちゃんを見ていると、とてもシンプルで無理がない。
だから表情もキラキラだよな。
無理なく生きたい。