歴史的な一日!
本当は土日で鎌倉に行って翌日は早稲田大学で開催される「森と生きるキャンパスフォーラム」で講演を聴く予定だった。でも疲れたし、どうしよう。。と悩んだが、宮下さんが「革命的な発表をするからぜひ来て!」と言っていたのを思い出し、日帰りで行ってみることに。
夏にも来てくれた「森びとプロジェクト委員会」が主催のフォーラム。
私は登山家でもないし山が好きなわけではないけど、桐山という名前だけあってか、なぜか山が気になる。
もともとは、畑を始めたころ、山が荒れているのを知って、植林された杉がもやしみたいになっているの見て、なんだろう、いろんな経験やいろんな人の話で山がこのままではまずい、そこがまずいと、いろんなこともまずいんじゃないか?とずっと思っていた。でも現実は矛盾だらけで何ができるのか?問題に気づいている人はたくさんいるけど、今からできる、実現可能な答えは見つからなかった。
我が家を間伐材で飾ったのも、私が炭焼きを手伝い続けるのも、自然農も自分なりの答えを探すためのささやかな思いがあった。
そして。。今回のフォーラムはすべてがつながり、本当に歴史的な一日になった。
今、日本中で問題になっている(特に日本海側)松が枯れ、ならが枯れる。最近ではブナや笹も枯れている。
その原因を林野庁は「虫が伝幡する病原菌」と特定し、枯れている木に殺虫剤を撒き続けていたが、改善は見られない。そして宮下さんや大阪工業大学教授 小川先生の研究結果または現場を見て、酸性雨、大気汚染が「土壌の酸性化」をもたらせていたことが判明し、その弱った木を元気にするためには「炭」しかない!という内容でした。
もっと細かい説明はあるのだけど、炭しか方法はないそうです!間伐材の問題も、間伐した材をその場で炭にすればいい。昔から人類の危機はいつも炭が救ってくれたのだ!というお話で、炭焼きやっててよかった!!という内容でした。
会場には炭アクセサリーの恩師、杉浦銀爺も来ていて、「今日は来てよかった!」と感動の嵐でした。
これから、市民参加の炭焼きと炭撒きのモデルケースを設置していくという形で終了し、会
場には政治家の方もいて、コメンテーターでおなじみの理事の岸井さんもいて、「今日は歴史的な一日になった。」この内容を鳩山総理に直談判しに行くと宣言してくれました!
あ?。すごいよ。これから、もっと頑張らなくちゃ!今までつっかかってた、このモヤモヤを解決するにはやっぱり炭しかなかったんだ。。
だから炭焼きやってたんだ。。
これから賢一さんと師匠に話をして、片品でできる自分なりの活動もしていきたいと思う。
宮下さん最高!ありがとう!!!