原点の残る村。
「遠くへ行きたい」あれだけ撮影したのに1分も映らなかった🤣
あれでは土井善晴さんが旅した意味がない!若いディレクターさんの名誉のためにも、土井さんが片品村に残してくれた言葉の数々をみんなにも勝手にお伝えします✨
○前の日に観音様の湧き水を飲んだ土井さん。
『湧き水で飲んだお茶が美味しかったな~。今は何でも油で調理してしまうが、本当に美味しい水と素材がよければ、それが一番!沢庵も素晴らしいかった。』
○炭焼き現場を見て、『火には神様が宿ると言われている。この村には水があって、火の文化がある。そしてこの自然。
人間の生きる原点がまだ残っている貴重な村だ。』
○私や熊本から移住したケイ君に。。
『君たちは人間の原点がわかるからきっとこの村に来たんだよ。それは感覚的なものかもしれないけど、だからこそそれを言葉にして、詩でもいい。伝えることが大事なんだよ』
○窯から出したばかりの炭をみて。。
『自然界で唯一ない色が黒。この炭をみていると、ものすごく清い美しさ。黒は炭からきたのかもね。火=神、神様に近い色が黒なのかも。人間は締めくくりに黒を身にまとうでしょ?この炭を見ていると最後に黒をまとうのがわかるね。』
○他の炭と何が違うのか、焼き方の方法は説明できても、それが炭になったときにどんなふうに違うのかが説明できずにいる私たちに、実際に炭火にあたっていると。。
『こんなに穏やかなあたたかさって他にないな。ジリジリ熱い、強い熱さとはまるで違う、穏やかで優しい、清らかなあたたかさとでもいうのかな。こういう炭火で料理ができたら、料理人冥利に尽きるなっていうのはわかる気がする。』
○金次郎師匠が手作りした炭だし用のかご。賢一さんがてきとーに修理しながら使っているかごを見て。。
『このかごは素晴らしい!作為がない!』と絶賛してくれて🤣最後に炭とかごを映してくださいました。
ディレクターさんは私の過去の記事を読んでくださって、炭の良さを新しい形で伝えようとしている、炭アクセサリーはぜひ紹介したいと言ってくださり、他の場所を撮影したあともう一度、今度は我が家で撮影してくださった。。が、映りませんでしたね🤣その間もたくさんお話させてもらいました😂
30分番組では全部を伝えることは難しいですが、土井さんが残してくださった言葉の数々。
暖かくなったとはいえ、用水路で遊ぶ子供たちに。。子供は水、土が大好き!それが生きるってことだと。ここで暮らしを紡ぐことができて、よかったと改めて感じることができました。
本当はそこまで伝えたかったであろうが。。難しい。でも土井さんと触れあった人たちはきっとみんな伝わってると思います。
片品村を旅してくださってありがとうございました!