ありのまま
青森から帰ってきました。
前日の夜から青森に入り。着くなり青森、秋田、山形、岩手、宮城、福島、新潟、8新聞社の方々が迎えてくださり、ちゃっかり夜の飲み会に参加させてもらいいきなり青森を満喫。
この3年のプロジェクト「農ハウ」は8新聞社の東京支社の方々が主宰した企画だと言うことがわかった。みんなすごく仲良くていい雰囲気で緊張がほぐれた。
翌日、総括イベント「農ハウ2008」は海の目の前が会場となったすごく気持ちの良い場所!!
海いいな〜。
そして、そして何だか農業高校の出店が目立つ。若い元気ある声に会場は華やいでいた。
1年目は宮城、2年目は岩手、そして3年目は青森ということで「農ハウ」の集客力はいかに??と思っていたが会場は朝からものすごい人!
さすが8新聞社が集まるとすごい力だな。。
この秋公開される映画青森の農業高校が舞台になった実話、三農 馬術部のPRに長渕 文音さんも来ていた。
さぁ、いよいよ午後になり私の出番。
シンポジウムは会場を中に移し「都会にない豊かさとは?元コギャルの生活塾 桐山 三智子氏」と大きく書かれ。。
椅子は200席くらい並べてあったが上から見る限り満席だったと思う。
すごくたくさんの人が集まってくれてびっくり!!
残念ながら外でのブースも同時だったので若い人、高校生などはいなくて結構、年齢層は高めだった。
まずは、去年撮影した片品生活塾のドキュメンタリー番組を流す。終わったときものすごい拍手がおこった。
そしてその後、ありのままの話をした。
もちろん今、私の頭にいっぱいの猿の話も。
農業は素晴らしいですよ!なんて安易には言えない。これからの新しい農業を志す若者は道なきレールを歩む。
野菜を作るだけではない、地元との信頼関係を築き、販路をみつけ、接客も営業も地元との付き合いも全部できなくてはいけない、さらに獣害なんてこともある。これが今の若者に絶えられるか?
じゃあ何でそこまで苦労して続けるのか?それは5年前感じた、「このままじゃまずい!自然豊かな田舎で生きるうえで大切なことを学ぼう!ここでの生活はきっと大切なことだ。」って思ったときの自分自身の信念でしかない。
それぐらい覚悟、信念をもった若い人がきっと皆さんの近くに一人はいると思う。
田舎のルールも知らない若者ですが、どうかそんな若者を支えて欲しい。
そしてその信念と覚悟を決めたらみなさん勝ち組でも負け組でもない心豊かな幸せ組になりましょう!
といって終わった。
今までの講演は最後がイマイチだったので新幹線の中で考えた(笑)
でもこれは私の本音。本当に田舎で暮らすには最終的に(何でもそうかな?)自分の信念にかかっている。みんなどうしても楽なほうへ流されてしまうけど自分を信じて頑張って欲しいと思ってる。
そしてそんな若者の信念をみんなに知ってもらいたい。安易に傷つけないで欲しい。
パネルディスカッションへ続く休憩の間、展示していた炭アクセサリーは奪い合うかのように人が殺到し商売繁盛!(ありがとうございました。)
結城先生に「そろそろいい??」と呼ばれ慌しくパネルディスカッションへ。