ヤエコさんまで、いーからかん?
なっちゃんが「えびやん」を旅立って一週間。
女将さんでシェフでもある、ヤエコさんの片腕的存在だったなっちゃんがいなくなった週末。
午前中はレンタルショップ、午後は一人抜け出しヤエコさんのお手伝い。
40人分の夕食をつくる。
作りながらも会計やら電話やら落ち着いて料理に専念できない。
そんな超忙しいのに「えびやん」の料理はすべて手作り。冷凍モノは使わないのだ。
この日のメニューは
●豚肉の紅茶煮
●白菜とツナ、油揚げのさっと炒め
●ほうれん草の胡麻和え
●貝柱と大根、かいわれサラダ
●イカのわた炒め
●天ぷら
●えびさんの手打ち蕎麦
●リンゴのワイン煮
こんなに豪華でしかも手間隙かかるじゃん!!
私になっちゃんの役目が務まるのか。。
無言で、ひたすら白菜、リンゴを切り、イカを洗い、ほうれん草をゆでる。大根の千切りはちょっとパス。
絶対、間に合わない。。と必死な私にヤエコさんは余裕そうに。。
「ミチコちゃん間に合わないと思ってるでしょ〜。」
図星だ。
しかもヤエコさんのレシピは決まりきったものではない。常に新しいレシピに挑戦してる。
だからこっちはハラハラどきどき。
「私もいーからかんだからね〜。」って目分量。レシピを少し応用したり。。
そうこうしているうちに、去年よりはるかに成長したユキちゃんが、連ドラ「だんだん」の歌を歌いながら米をとぎ、テーブルセッティングをしている。
そして、毎週入れ替わる居候たちがスキーを終え帰ってきて、みんなが配膳をしてくれる。
なんだかわけわからんうちに40人分出し終えた。
すごい!!
居候たちは小学生の時からきているからみんな言わなくても配膳して片付けもする。
相変わらず、どこからどこまで居候だかお客さんだかわからないけど、こうやってなんとかやれるんだな〜。って勉強になるっす。
完璧な女性だと思っていたヤエコさんもいーからかんだとは。。いやいや、本当のいーからかんだったらもっと手抜きするだろう。「良い、加減」なんだよな〜。
えびやんの料理は本当においしいですよ〜。