iikarakanについて
iikarakanについて
iikarakanは、巡りゆく季節に流れる風を、その些細な変化を、肌で感じて営む暮らしを楽しんでいます。
廃屋だった牛小屋をリノベーションし、農業(自然農法)、炭焼き、炭アクセサリー制作、炭ワークショップの主催、糀つくり、味噌つくり、冬はスキーのレンタルショップ経営、イベント企画、雑誌への寄稿など。おかげさまで、夫婦それぞれが“好き”を仕事にしています。時に一緒に、時に個別に。季節によって、違う仕事に向き合う暮らしを続けています。
私たちの携わる仕事の中でさえ、機械化や効率化の工夫は随所にできる。そう、強く感じます。しかし、折々でその本質まで掘り下げ夫婦で議論し、真摯に向き合おうとすればするほど、いつも同じ結論に達するのです。iikarakanでは今も多くのことが手作業で、手間ひまかけて1つ1つの仕事に向き合っています。傍から見れば時代錯誤とさえ映りかねないかもしれません。しかし、私たちはその意味を折々で問い、その積み重ねがただただ今の“手で紡ぐ暮らしの積み重ね”というだけであると感じています。
雪深い山奥での田舎暮らしとはいえ、東京と神奈川に実家があり、おかげさまで 様々な価値観を有する友人知人が行き交ってくれ 日々新たな出会いにも恵まれています。一方、価値観や前提が大きく揺らぎ続け不安要素も多いといわれるこの時代。そんなことへも思いを馳せつつも、いいからかんに手を休め、旬を肴に語らい、珈琲を片手に話し込む生活は心地よいです。
群馬県片品村の方言 ≪いいからかん(いいかげん)≫
ワクワク楽しみながら、いいからかんに生きています。