篤ひね
久々に潔さん家に野菜を差し入れに行った。
何を隠そう潔さんと奥さんの篤子さんは私とセトヤマさんのキューピットなのだ。
付き合う報告に行ったときは「二人は村に親戚がいないのだから家を親戚だと思っていい。」と言ってくれた。
いつまでもラブラブな潔さんと篤子さんは私たちの憧れの夫婦。
久々に行くと潔コレクションが増えていた。(骨董好き。)
突然来た私たちに「とにかく上がって飯食え。」って。。
いつきても掃除は完璧、料理はすべて手作り。
「私の中で片品一、料理上手は篤子さんだな。。」と言うと「いい人もらったべ。」と嬉しそうな潔さん。
「なんたって俺の篤ひねだから。」
「なるほど!篤姫ですね。」
「いや違う。篤ひね。」
「ひね?」