感謝祭の後半。
後半。。
恒例になりました、後藤さんのコギリ演奏。やっぱりコギリの演奏があると会場が引き締まる感じがします。後藤さん毎年ありがとう!
それから芝生の上でヒサコさんのヨガ。気持ちよさそう。。
建物の中では自然村の吉村夫妻を囲んで「種」の話をしました。意外と参加者が少なく。。実際に農業をやっている人ばかり10人くらいだった。
でも種の話は非常に難しく、実際はこのメンバーでよかったかも。
どう説明して良いか、難しかったけど、内容は非常によかったと思います。
なぜ、自然村さんが自家採種の野菜にこだわるのか?という話。F1と固定種の話、雄性不稔の話。種の世界では有名な岩崎さんの話で、きれいな野菜の種ばかり取っていたら一度絶えてしまい、それからはこの時代に合う多様性を考え種を取るようにしたなど。
びっくりだったのはセトヤマさんと、あの岩崎さんと言ってることが一緒だったこと。
セトヤマさんはいつも早い時点で「この株の種を取る」と迷わず決める。(野菜がアピールしてくるんだって)そうするとその野菜は期待に答えてくれる。ってことと、花が咲いて種になっていくところが一番美しいっていつも言ってるとこ。さらに、種を誰かに渡すとき少し寂しいってとこ。
吉村さんからは稲の種を400種類、種取り用に混植している人がいるという話を聞きました。いろんな種を植えることでお互い支えあって倒れないんだって。
で、結局自然農にしても種の話にしてもすべて人間の生き方に置き換えられる話で、シンプルな話、だから自然農しているし、種取りしているし、それを販売しているんだと思う。
今年はセイイチさんも林檎の消毒を手作業でしたところ、林檎の樹、1つ1つをよく観察するようになったと言っていた。そして本音もポロリ「知らなきゃよかった。。」(笑)
知ったからにはこのままにはいきませんよ!
以前、吉村さんが言ってたけど、種の多様性の話はカヲル婆さん達に当てはまる話ではないか?ということ。本当に婆ちゃんたちが魅力的なのは花が種になっていく美しさやそれを手放す寂しさ、でもそれを手放してまたどこかで芽がでて花が咲く。まさに片品村でおきていることとリンクするな。。
今年のような天候だと種を自分達だけで守っていくことは不可能。だから理解ある仲間たちと種を交換し合い守っていこう!ということを提案。来年の春、遊楽木舎で「たねの森」の紙さん夫妻を招いて種の交換会をします!
そして、この家族の種はどこへいくのでしょうか↓↓
サプライズでフジイさんモエちゃんの結婚5周年記念植樹をしました!結婚5年は「木婚式」と言って夫婦が一本の木のようになることをいうそうです。
この遊楽木舎で結婚式を挙げ、桜の花のバージンロードを歩いた二人。二人は遊楽木舎の芝生の一等地に桜の樹を植えました!
モエちゃんは私が片品村に来て初めてできた友達。フジイさんとモエちゃんは私にたくさんの気づきの種をくれました。私以外のみんなもそうだと思う。
そんなフジイ家は今、決断の時を迎えようとしている。フジイ家がどんな道を選んだとしても私たちはいつも応援してるよ。
そんなメッセージを込めて、katufe+地元高有志でリップスライムの名曲「one」を披露!
これが。。想像以上のうますぎ!!でした。やるな?。マジで高校生の多彩ぶりには驚き!盛り上がりました?。
だんだん日が暮れてきて、最後にカンロクさんに弾き語りをしていただきました。カンロクさんの美声が響きわたってラストに相応しかったわ。
空にはきれいな月に星。。素晴らしい仲間に囲まれて本当に胸がいっぱいになりました。
そして、夜は夜で。。盛り上がる。
来ていただいた皆様。残念ながらこれなかった皆様も、今シーズンも本当にありがとうございました!
今週は田園プラザのクラフトフェアや土と平和の祭典もあります!近々またお会いしましょう?!!