お手紙。
図書室に行ってもほぼ一人のキコですが、外に向かって歩いている人にいつもニコニコ手を振っています。すると、児童館に向かう学校帰りの子供たちが「キコがいるー!!」って図書室に来てくれます。だからキコは小学生のお姉ちゃんが大好き。
今日はある女の子が「キコに手紙を書いたんだ。」ってくれました。開けたら手作りの飛び出すカード!折り紙もいっぱい。
「ずっと渡したくてランドセルに入れてたから折り紙がつぶれちゃった。」と言ってくれました。
キコがえんぴつを持つと「え?キコ書けるようになったのー?」と、みんなから熱いまなざし(笑)
「歩けるようになったんだね!!!」って言われながら、歩く表情はどこか得意気です。
なんだか、片品で初めて過ごした冬を思い出しました。車がなくて雪道を歩いていたら、「冬の間、車使っていいよ」と、いきなり車を貸してくれる人がいました。同じく友人も車がないというのを誰かに聞いて、これまた見ず知らずの方が車を貸してくれました。「なんなんだ?この村はー!」って思ったな?。目立たないけど実はそういう人たちがこの村にはたくさんいて、そういう人たちにいつも温かい気持ちにさせてもらっている。キコもこの村で温かい気持ちをたくさんいただいて、次は誰かにそっとお返しできるように育ってほしいな?。