今週末です!
今週の日曜、11日はkatashinamarketです!お天気が心配ですがてるてる坊主をたくさん作って日曜日の準備をしています。
ターバンたくさん作りました。子供用ターバンもあります◎
久々に私が金次郎さんとカヲル婆さんが焼く炭に出会って、最初に作りたいと思った炭ピアスを作りました。
あの頃(15年くらい前)片品村は地域活動が活発で、日々の暮らしは芸術!をテーマに村内のあちこちを解放し、村内をまわる十二社中プロジェクトというのがあった。
今はもう拠点を移してしまったけど、木工作家の方やシルバーアクセサリー作家さんもいて、その時にクレイシルバーを教わった。手で紡ぐ丁寧な暮らしに憧れていた私は、クレイを丸めて自分の指紋をわざと押し付けたものをたくさん作った。
その指紋シルバーと炭を合わせるシンプルなピアス。
金次郎さんが亡くなって賢一さんの代になり、賢一さんは杉やけやき、様々な炭を焼き、その度に私の炭作家としての幅も広がってきた。
賢一さんは天才だ。なんでも発明するし、いつまでも一つのことを研究したりしている。
でも片付けができない。賢一さんを知る人はみんな知ってるけど、片付けができないというレベルを遥かに越える。
カヲルさんも片付けられない人だけど、花が好きだから、炭窯のまわりはゴミもいっぱいだったけど、花もいっぱいで草刈りもされていた。
カヲルさんが炭窯に出なくなってから、見事に荒れた。カヲルさんは草の上でただ昼寝してただけではなかったんだなー。
そんな荒れた炭窯の裏になんと!新しく道ができることになった。
これはまずい!!長年貯まったゴミをどうしたものか。。と思って、十二社中プロジェクトで知り合った丸沼の母、ペンションコスモスのマミさんに相談したら、お嫁さんのマイちゃんと、すぐに来てくれて、アミさんも加わり一週間毎日真っ黒になりながら、片付けをしてくれた。
ドラマの中ではそんな良い人が登場してあり得ない展開がよくある。「それはドラマの話でしょ?」って突っ込むことがあるけれど、現実に起きた出来事が未だに理解ができない。
申し訳ないけど、私にはできない。。
今日から丸沼ペンション村への行商が始まりまった。
行商のきっかけをくれたのもマミさんだった。
この何年かでペンションも様変わりした。長年続けているけれど、ただ続ければいいものでもないと最近思う。
炭窯のまわりの片付けもこれで終わりではない。みんな年をとってきて、これからどうやっていくのかも考えながら、片付けられない賢一さんをサポートし続けるのか。。それも含めて考えていかなくてはいけない。
いつもきれいで美しいものに囲まれて気の合う人とだけ付き合いたけれど。村に暮らすってそんなきれいな世界だけではない。
目の前の小さな現実を見て見ぬふりをするのではなく、ちゃんと現実と向き合っていくことが大切なのだと。完璧な人なんていないから、みんなで補いあって生きていく。
それが誰一人取り残さない社会の実現に繋がるんだろうなー。
この二週間は本当に勉強になることばかりでした。
さぁ、ここからだな。
長文になってしまったけど、長く続く雨のせいってことで、日曜日ぜひ遊びに来てくださいね✨