人生相談のその後
13年連載させていただいた「いーからかん人生相談」カヲルさんが亡くなって、連載も終了。。
かと思いきや、編集部から「唯一無二のコーナーでした。これからも村のお婆ちゃんの力をお借りして形を変えて続けることはできませんか?」と、オファーをいただいて。
「一人ではなく井戸端会議している感じでとりあえず次号やってみよう!」ということになりました。
やってほしいなぁーと思う人がいたのですが、予定が合わずにいたところ。。
旦那が親友であるオキヨ婆さんち(95才)にお歳暮を届けに行ったら「まぁ寄れや」と、菅沼地区の婆ちゃんのリアル井戸端会議に参加してきたそうで🤣
「いい、婆ちゃんたち見つけたよ!!あの人たちがピッタリだ!!」と帰ってきた🤣
「移動販売車が来る日を狙って行くのでお願いします!」と電話したら「毎日集まってるからいつでもいいよ。」とのこと。
翌日さっそく行ったら、みんな集まってくれて🤣
うかたまの説明をして(オキヨさんの息子さんのお友達が愛読してくれててセトヤマさんを知ってるか?といわれたことがあるって😁)
エッセイにカヲルさんのことを書いたと言ったら「目が見えなくて読めないから読んでくれ」と。
婆ちゃんたちを前にエッセイの読み聞かせからスタート🤣🤣
読んでいてウルウルしてしまい、涙をこらえていた私。読み終わって婆ちゃんたちを見たらみんな泣いてるじゃん😂
カヲル婆さんはここ菅沼地区からお嫁に行ったのでみんなカヲルさんのことをよく知る人たち。
「カヲルさんは苦労したんだ。最初の旦那さんをトラック事故で亡くしてなぁ。息子を引き取ることができず残し、金次郎さんにみそめられて再婚。その息子さんも村の教育委員長をやって本当に立派だった。頭の良いカヲルさんに似たんだろうな。」
「金次郎さんはウンと貧乏したけど、まさに二宮金次郎みたいな人で人の情けのわかる人、素晴らしい人だった。」
「朝早く田んぼに行くと、遠くからおはようございます!と挨拶してくれる人がいて、金次郎さんだった。おとこしの方から挨拶してくれるなんて、おらぁ初めてだったよ。」
婆ちゃんたちから聴く、金次郎さんとカヲルさんの話にジーン。
みさおさんが、冬至だからってカボチャを煮てきてくれて、私は村に新しくできたお菓子屋さんのお菓子を差し入れして、涙あり、大爆笑ありの井戸端会議になりました。
すっっごくいい話を聞かせてもらたなぁ。どこまで読者の皆様に伝えられるのか。。頑張って書きます!!