伝えたいこと。
昨日はある雑誌の取材でした。
最近、取材はお断りすることが多く、信頼できる誰かの紹介以外は受けないようにしている。そうではないと、自分達のやっていることを理解してもらえない。。記者さんの、描いたイメージにしか書いてもらえなくて、記事になるとあれ?ってことがあるからだ。
それで、今回は紹介だったのでお受けすることに。でも、その雑誌の内容がよくわからなくて、完全に伝えられたかわからない。というか、最近自分は何を伝えたいのかわかならくなってきた。
そんでもって取材に来る人の多くは、「横浜育ちの子ギャルだったのに、なんで田舎に来たの?」ってことしか関心ないし。
今、テレビでもラジオでも雑誌でも「エコ」とか「農業」とか、ブームみたいになってて、「食の大切さを伝えたい!」「農業の楽しさを伝えたい!」とかばかりで、その辺のことはもういいんんじゃないかな。。
それは私じゃなくていいでしょ??
よく考えると、「じゃあ、私が若い人に伝えたいこと」ってなんだ??
それは、みんなもう少し危機感をもったほうがいい。ってことかな。もう大量生産、大量消費の時代は終わって自分達が本当にどう生きるのかってことをもっと考えたほうがいい。そしてそのためには開拓していくしかない!
都会にいれば、都会の限界、今の暮らし方に限界があることがわかるでしょ?
ここらで価値観を変えて、持続可能な未来のことをみんなで考えようよ!ってこと。
私がだした答えが農村にはあって、だから私はここに住ませてもらってる。日々、模索しながら開拓してる。
そして、農村側もその辺りを理解して受け入れていかないと、お互いが心地よい環境なんてつくれない。そこがうまくいった地域だけが生き残れる。。そんな感じがします。
だから、メディアの人たちも、食の大切、地球のためにはもういいから、もっと違う形で雑誌を作ってほしいと思う。(それがわかっててできない方も多いんだろうけど。。)だいたい雑誌ってどうなんだ??っていうと深みにはまり眠れなくなるのでやめとこ。
とりあえず取材に来てくれたKさん、頑張ってください!!!
それから。。ご存知の方も多いと思いますが、今度から「増刊現代農業」が新しく「季刊 地域」という雑誌になります。
そこでも引き続き連載を持たせていただくことになりました!
どんな内容にするか、正直悩むところではありますが、リアルな私の生き方を伝え、そこからいろんなことを感じ取ってもらえればと思います。