カヲルさんの賞味期限
片品に着きました。
炭の入れ替えです。
雪もほとんどなくて穏やかな一日。
片品は人も空気もゆとりを感じる。
ところで今日は、私の師匠を影で支える炭焼きの妻、カヲルさん(79才)の話をしたい。
カヲルさんは三度も癌の手術をしていて、昔は体が弱かったという。
今日、相次ぐ賞味期限問題のテレビを見ながら「オラは平成元年から五年までの賞味期限だと先生にいわれたのに、とっくに賞味期限切れて15年も生きた」
カヲルさんはとても面白く賢いお婆ちゃんで、いろんな話を聞かせてくれる。
病気で死にかけて地獄・天国を見て自分も落ち着きたいと思ったら、息子が農業用トラクターでヒョイと持ち上げてくれて目が覚めた。とか。。
写真、カヲルクッキングの様子。
火鉢を使って今日は、新潟土産の酒粕で鮭の粕煮を作ってくれました。