次世代に繋ぐ食育。
2週間前に自然農のシンポジウムで訪れた「国立オリンピック記念青少年総合センター」に今度は発言する側として再び訪れることに。
「あしたのまち・くらしづくり全国フォーラム」
本当に全国からたくさんの人が集まった。
私の参加したのは、地域にねざした食育分科会「わがまち・むらの食や生活の知恵を次世代に繋げよう」というテーマ。
90人くらいの人が聞いてくださった。それも片品生活塾の先生達くらいの年齢。
私のやっていることはまさにこのテーマにピッタリでみなさんすごく感動してくれた。
やはり、みんな今の食の不安や自給率の問題をあげていた。
それに若者や子供の食生活のことも。
そんな中、私は一番伝えたいことを話した。「これからの世の中を一番不安に思っているのは私達若者だ。私達は当事者なんだ。だからみなさんが思うよりもっと真剣に考えている若者がたくさんいることを知ってもらいたい。そんな若者がきっとみなさんの地域にもいるはず。礼儀を知らず無礼なこともあるかも知れないけど、まずはその子に歩み寄って話を聞いて欲しい。」
最後のまとめで昭和女子大の渡辺先生が桐山さんの話で衝撃だったのは「ギャル達は知らないんだ。知らないから彼女達は悪くない。知らないことを攻めるよりまず自分が実践して学び、それで彼女達に伝えるんだ。」という話。
渡辺先生は「そんな今の若者を育てたのは誰ですか?私達の世代です。私達はちゃんと伝えてこなかったのです。今の若者は知らないんです。私達は時代の当事者なんだ!っていう桐山さんの叫びは本当に説得力があるし悲痛な叫びです。だからまずは足元をみることです。若者だからって避けてませんか?まずは話を聞いて欲しいんだ!聞くことをしていますか?本当に今日は学ぶことが多かったと思います。」
と言ってくれた。
すごく感動した。いつも話をしてどう伝わったのかわからなかったけど、今日は渡辺先生に私の言いたいことがしっかり伝わったんだな〜。って思った。
ありがとうございました。