元コギャルと草食系女子。カタカタとイーカラカン。
取材のたびに「元コギャル」と大きく書かれる。少し前までそれでよかったけど、セトヤマさんと二人で頑張っている今、「元コギャル」の私ではなく、違う一面をもっと引き出して欲しい。。と思っています。
なんでいつも元コギャルなんだ!!って思ってたけど、「元コギャルの日記」って書いたの私だ。。ということに気づいた。
なんだ。。自分が悪いんだ。。なんであの時私は「元コギャル」を主張したんだ?って考える。そんな時、ちょうどラジオで「草食系男子の条件」を耳にする。
これだ!
そうそう、田舎暮らしを始めてから気づいたことがある。田舎で出会う若者のほとんどが、みんな草食系なのだ。
すごくいい子たちでがっついてなくて、純粋に愛と平和を願っていて、お金ではない生き方を模索しているけど、イマイチ結果がでなくて、「みっちゃん、友人からお金をもらって商売にするなんて、おかしい。」とか、「お金だって稼がなくちゃ。」って言うのも、「彼氏ほしい!」って騒いでお化粧しているのも私だけで。。まさに肉食系女子。
私はどこか、田舎で生き方を模索する女子とは違うな。。この違いを、どう表現したらいいのか?その答えが私の中で「元コギャル」だった。今で言えば「草食系の生き方だけど、心は肉食系女子の日記」ってしたかも。
それだけだったのにこんなに「元コギャル」が世に出るとは。。
今年、三十路になったので、もう「元コギャル」は卒業だな。
そしてもう一つ、卒業するのは4年間使ってきた「カタカタ」という名前。
カタカタは「片品生活塾」の別名。営業部門。って感じで使ってきた。
今回、思い出のたくさん詰まった「カタカタ」をあえて変えたのは、一人で始めた「カタカタ」からパートナーにも恵まれ二人になって2年が経ち。。なんとなく、自分達のスタイルが見えてきた今、これからは二人でやっていこう。という決意を固め、そして片品村の偉大なる先輩婆ちゃんたちのよく使う言葉「いーからかん」から学ぶことが多くて。。
そう、田舎暮らしを始めた最初は妙な使命感みたいなものが強くて、「自分が気づいたことを人に伝えなくちゃ!」みたいな。でもそんなに思いつめたり、こうではなくちゃいけない!みたいなのが逆に自分を追い詰めているような。
婆ちゃんたちが「おらぁ?、いーからかんだぞ?!」って笑いながら教えてくれる。受け入れてくれる姿。いーからかんにできるのは熟知している証でもある。私とセトヤマさんも感銘を受けた。
「いーからかん」が今の時代大切なのではないかな?
これからの長い人生、何がおきるか誰にもわからない、だからこそ「おらぁ?いーからかんだぞ?。」って何がおきても柔軟に、笑い飛ばせる、受け入れられる。そんな場所、人を目指します。
いーからかんのロゴ。セトヤマさんと私の二人を表現してくれました。
「人」という字はお互い支えあって。。みたいな感じです。これからも二人で頑張りますので応援よろしくお願いします!