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新しい価値観を認めてください。

遅くなりました。。
焼肉屋の話の続きです。
お隣に住むサダオさんがこんなことを言ってくれました。

「みっちゃん達のことを応援したいと思ってるけど、実際二人が何してるかわからないんだ。」

同じく移住して新規就農した若者がいる。その若夫婦は菅沼の人たちと同じように作物をたくさん栽培してたくさん出荷している。最近、村内に家を購入したそう。

「みっちゃん達は大丈夫か?」と心配してくれてるみたい。

そう。薄々は気づいていたけど。。
以前ブログに尊敬していると紹介した若夫婦と私達。片品村に来て同じように試行錯誤しながら、ここで暮らすために自分達なりの仕事をして暮らしている。。
そこは同じでも農業のやり方や暮らし方が違うので、どうしても比べられてしまうみたい。。確かに、私が見ててもすごいな〜って思う。

まぁ、比べてくれることはありがたいことで、それだけ周囲の感心があり心配してくれているということ。サダオさんから見れば、プレハブに住んで、ザルに野菜を乗せて行商して、それでやっていけるのか?って。

そうやって素直に歩み寄ってくれるサダオさんが好き。最後には「みっちゃん達が自分達で家を建てるなら俺は木を切ってきて協力するから!畑もお婆ちゃんが使ってた畑を貸すよ!」と言ってくれた。。ありがたい。

三十路を過ぎて、今私は本当の岐路に直面している。
横浜の友人の多くは家庭を持ち、厳しい審査を受けローンを組んでマンションを購入し何十年って、毎月借金を返済しながら、家族のために働いている。面白いくらい、全員が背の順に並んでる小学生みたいにそうだ。

これが都会では当たり前の価値観。本当にそれでいいのか??それができず、レールから外れた人は社会に馴染めない駄目な人。それが嫌で田舎暮らし始めたけど、どこに行っても同じだ。

そして、その価値観を当たり前にしてしまったのは、私達の親の世代。
「それでやっていけるのか?」「年金は払えるのか?」「貯金できるのか?」「病気になったらどうするのか?」
って耳にたこができるくらい聞かされた。

ツカサさんには「みっちゃん達はいろんなメディアに注目されているけど、本当のところはこれからであって、どうやって村に溶け込んで、ここで家族を築き、子供を育てていくかだ。」と。。
そう、もう田舎暮らしごっこは終わり。どうやって村民として暮らしを築くのかだ。

でも、親世代の人たちにこれだけは言いたい。

目に見える当たり前の価値観だけが全てではない。もっといろんな生き方があっていいし、いろんな選択肢があっていい。お金は必要だけど、お金がすべてではない。
みんながみんな立派な家に住む必要なない。
私はIHのオール電化も薄型テレビもいらないからね。

そうじゃない生き方も、認めてほしい。新しい価値観があるんだって理解しなくてもいいから、枠にはめないでほしい。

なんだかんだ言っても、自分の生き方で証明するしかない。これが自分の選んだ道なんだ。さぁ、ここまでやってきました。この一年がとても大きな年になります。

ラジオの占いによると、魚座さんは12年に一度のラッキーイヤー。

頑張るのでみなさんの力を貸してください。応援よろしくお願いします!!

これからもご心配おかけしますが温かく見守ってくださいね。