たまには真剣に。
加工所の新メンバー、キヌエさんはだんだん元気になってきて、みんなとよく話すようになった。
そのことを入院中の旦那さんが喜んでて、三本あった点滴が取れたとか。
キヌエさんは作業中「みんなの仲間に入れてもらえて感謝してる。」と言った。
カヲル社長はこういうことも全て把握してやっている。その人が戦力になるとかならないとか、そんなこと関係ない。
私は最近、何かあったときこう考える。
「カヲルさんなら、しずあんねーなら、オキヨ婆さんなら、アミさんなら、こんな時どうするのか?」と。
そうすると答えは出てくる。
私は今まで有り得ないくらい、みんなに助けられてきた。その沢山の善意を次に出会う人に送りたい。 それが先輩達が教えてくれたことだから。
最近、本当にいろんなことを考える。というより、モノコドの裏と表を見てしまう。
茨城から来てえびやんに一週間、居候してたクミちゃんといろんな話しをした。彼女がなんでここに来たのかはわからないし、彼女もなんで私がここにいるのか知らない。でもお互いに「気が合う」と直感で思った。
次から次に話しがつきなかった。クミちゃんは私の今の暮らし方は素敵だと言ってくれた。 お互いのことよくわからなくても、自分が持ってるオーラ?が互いに惹かれあうと、すぐに通じ合える。話すと意外な共通点があったりして。。
久しぶりに新しい出会いが最近忘れてた何かを私に教えてくれた。
あやぱんの友人S君は、私と二人になった時、「あやのおかげで、こんな経験できて、本当はすごく感謝してるんです。」と言った。
あやぱんは私の講義を聞いてない。だから彼女は私のこと詳しく知らない。でも彼女は私のところに来て、すぐに私の友人とも馴染んで。。自然だった。
そのあやぱんが「自分だけのものにしないで尾瀬高のみんなにももっとみっちゃん達のこと伝えたい。片品にはこんな人もいるんだって。」と言ったことが、彼女の次の人へ確実に伝えられている。
この感じ。。この広がり方は、私が片品に来て素敵なお母さんが増えれば世の中変わる!という思想を持ったときと似ている。
やっぱり、互いに惹かれあう人から人へと伝わることが一番だと思う。私の過去もその人も過去も関係ない。それは後からでいいじゃん。
ここ最近の私はメディアを含む情報に左右されすぎてた気がするな?。
今までたくさんのメディアに紹介された。
そのおかげで母親に理解されたり、近所の人からの評価があがったり。
だからメディアも悪くない。。
と思ってた。
メディアを通して素敵な出会いもあった。でも、メディアに出たあとの大半はちょっと重たい相談や、自分の都合で勝手な想像を膨らまして「行ってみたい!!!」みたいな。
そのことでいつも頭を抱えていたことにいまさら(笑)気づいた。
いいことも、悪いことも含めいつの間にか私達は情報に振り回され奴隷になっている。
その情報の通りにすれば何か答えがある。。
そんな広がりを私は求めていない。
私は偶然と必然に出会った自分が惹かれあう人たちとゆっくりやってく。