移住者を受け入れる地域。
桐生に向かう途中にある地域。。
群馬県の中でも移住の受け入れを役場で積極的にしている地域で、友人の友人が「片品に住みたい」と片品の役場に問い合わせたら門前払いだったけど、その地域に問い合わせたらものすごく応対が良くて学校のこと仕事のことなども話してくれて、そこに移住した家族もいるとか。
すごくのどかで穏やかで昔の原風景が広がり。。「いいとこだね?。」と言いながら走ってきた。
でも気になってたのが、その割りにあまり移住して何か事業を起こしたとか聞かないな。。地域の人は移住の人をどう受け入れるんだろう??
それで、昨日の「アースデイin桐生」での話。
やたらと参考において置いた雑誌やパンフレットを見る40歳くらいの男性がいるな。。と思い「横浜から移住して片品で農業したり、炭アクセサリー作ったりして暮らしています。」といったら。。
「移住してくる人は根性がない人が多い。農業やったこともないのに無農薬にこだわる。あんな野菜は商品としての価値はない。一緒に地域の野菜として並べないでほしい。だいたい無農薬でできるわけがない!」と一方的に話が始まり、移住者に対して、無農薬栽培に対してものすごい批判をしてきた。
その人が住んでいるのが、まさにその移住者受け入れを積極的にしている地域だったのだ。
「その地域は移住者を受け入れているから地元の人はどう思っているのかな?と気になってたんですが、これでわかりました。ありがとうございました。」と何も反論せず、お礼を言った。
その瞬間、思ったのは「やっぱり片品を選んでよかった?。」だった。
もちろん、片品にも「無農薬ではできない!」っていう人もいるけど、そこまで頑なに否定する人はいないし、みんな新しいもの好きというか、「まぁやってみれば!」みたいな感じで、面白がってる。。絶対拒んだりしない。
役場が受け入れに積極的というわけではないけど、地域に入れば村民の方々の面倒見はいいし、移住した側も何も頼らず、根性と日々の勉強の中で自分のスタンスを築き、覚悟の上、暮らしを創る。
移住に積極的な地域だと、移住する側も何かに頼り、確かに根性ない人が多いのかも。。そんでもって、その人みたいに最初から頑なに否定されたら、狭い地域の中で暮らしを創っていくのはすごく辛いものだな。。
「あ?、やっぱり片品でよかったな。」