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大豆の草刈り

夏休みが終わって、やっと仕事に集中できる。
大豆畑の草刈り。

去年のSNSにもまったく同じことを書いて、お昼まで同じように、畑から戻って旦那と二人で麺を茹でて天ぷらを揚げたもんだから笑ってしまった。
今日はモロッコいんげん、ピーマン、なす、みょうが、モロヘイヤを。シソ、長ネギ、きゅうりは薬味。全部畑で採れたもの。

毎年変わらないことの繰り返し。畑仕事なんて、毎年変わらない。一見そう思えるかもしれない。
やっていることは変わらないけれど、気候は確実に毎年変わっている。こんなに蒸し暑さを感じることはない。生えてくる草も年々変わっている。世界情勢は去年までとまるで違う。

子供は毎年成長していくけど、尊敬すべきお年寄りたちは、どんどん年老いていく。

今年も草を刈る。同じ作業だけど、今は感覚で豆を残して草を刈ることができる。感覚がだんだん鋭くなる。

今は亡き、しずあんねーに、うどんの分量を聞いたとき「いー、から、かん!」と言われたことを思い出す。

同じことの繰り返し、経験の積み重ねの中で感覚を覚える。その日の湿度で水分は変わる。こねていればわかる。だから、いーからかんとしか答えられない。それがわかったのは大分経ってからだった。

今年も旦那の玉ねぎ種まきが始まった!

これも毎年同じことの繰り返しのようで、実はものすごく変化している。年に一度の種まきの中で試行錯誤、年々、確実にいい苗を起こすことができるようになった。

異常気象の中で少しずつあれこれ試しながら、農家は感覚を研ぎ澄まし、ギャンブルにも似た賭けをしながら、さらにさらに毎年挑戦し続けるのであーる。

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